日記

【回顧録】FF14をはじめた頃の思い出

2019/10/13
はじめはパンデモっ子でした

2015年2月11日、Pandaemonium鯖にYuhki Delisは誕生しました。

当初、色々なゲームを長年一緒に遊んできたフレが先行してはじめていたFF14に合流しようとなったのは2015年1月末のこと。
しかしフレがいたのはChocobo鯖。今でもご存知の通り人気すぎて鎖国 されているところです。当時私はそんなに制限されている鯖があるとは思っていなくて、Chocoboを選べなかったときに衝撃を受けましたw

「とりあえずお試しでやってみる程度だろうし、どこでもいいか。……でも、じゃあ、どこにしよう?」と悩みましたが、FF9で馴染みのある「パンデモニウム」という響きに惹かれてこの鯖を選びました。

最初に選ぶのは種族や職業で、とりあえず遠距離からペチペチ攻撃するのが好きだった私は弓術士を選びます。しかし生まれて初めてのダンジョン(コンテンツファインダー)待ち時間長すぎ問題から、さらっと白魔道士へ転職することとなりました。w

ハマってしまったFF14

お試しとは言いながらもキャラクターを作成して2日目にはだいぶハマっていました。今までやってきたゲームの色々足りなかった部分が、FF14にはすべて補われていたような、完成度の高いゲームだと思ったわけです。

  • クエストや会話に誤字脱字がない
  • UIが素晴らしい
  • BGMが素晴らしい
  • Lodestoneというメンバーサイトとゲーム内データが同期している
  • なんか夕陽がキレイ
  • クエストアイテムや、採集アイテムの取り合いがない
  • クエストのストーリーが面白い
  • 1つのキャラクターで色んなジョブに変えられる
  • FFシリーズのキャラクターが出てくる

いま思い返しただけでもざっとこれくらい、感動した項目がありました。

UIが素晴らしい&クエストや会話に誤字脱字がほぼない

まず最初に気に入ったのはUI(ユーザーインターフェース)でした。

クエストウィンドウや設定ウィンドウ、キャラクター情報などの表示に統一感があって、しかも文字も読みやすい。これって今では普通に見てますが、はじめたばかりの頃かなーり感動しました。

少し前までは、MMOというと海外産(主に韓国)が圧倒的に多く、日本でリリースされるものはローカライズされたものをプレイしていました。おそらく本国ではレイアウトも整っているであろうゲーム画面は、日本語訳されても枠はそのままなので、どうしてもウィンドウから文字がハミ出そうだったり、ぶっちゃけハミ出ていたり、余白がまばらだったりととにかく バランスが悪い 印象が強かったです。

しかしそこは国産MMO、当たり前かもしれませんがしっかり日本語が収まっていて感動しました。あとになって英語版とかも見てみましたがそちらもキレイ。たんに翻訳したものをそのまま入れ込んだのではなく、しっかりと調整されていたのだということがわかってプロ意識を感じた記憶が。

あとフォント。海外産MMOの日本語フォントって結構適当感があるんですよね、でもFF14はとても読みやすいフォントを使っていました。あとで見つけた記事ですがかなりこだわっていらしたということがわかりました。

もっとも重要なのは読みやすさです。ゲーム画面の中でもニュートラルで読みやすい。(中略)読みやすさと同時に、画面に向きあう時間が長くても疲れないことが必須です<span class="su-quote-cite"><a href="http://typeproject.com/interviews/square-enix" target="_blank">Type Project インタビューより</a></span>

誤字脱字もほとんどないのは好印象でした。別に誤字脱字があっても通じるといえば通じるかもしれませんが、個人的には大事だと思っています。細かい「当たり前」のことができているって結構難しいんですよね。

BGMが素晴らしい&クエストのストーリーが面白い

ゲームはシナリオと音楽の融合がうまく成り立ってこそ感動できると勝手に思っているんですが、ファイナルファンタジーシリーズは個人的には絶妙で、昔から大好きでした。

旧FF14は確か植松さんが田中さんから依頼が来たときに「すべての楽曲を制作する」という条件で引き受けたとどこかのインタビューで読んだことがあります。新生からは祖堅さんがメインで作られていますが、旧時代の音楽もたまに聞くことができます。そして密かに関戸さんの曲があるのもポイント高し!ですw(関戸さんは「武蔵伝」などの作曲の他、植松さんが作った「THE BLACK MAGES」のバンドメンバーの一人でした)

あとギネスにも載ってることで有名ですがとにかく曲数がハンパない。色んなシーンに色んな曲があるから余計に感情移入できるのかもしれません。

オンラインゲームのストーリーで感動して泣くとかいう経験あんまりなかったように思います……。

Lodestoneというメンバーサイトとゲーム内データが同期している

最初、Lodestoneを見たときはあまり良さがわからずでした(ごめんなさい)。はじめたばかりの人だと、どこをどうやって見たら良いのか、というか知りたい情報が分かりづらかったなぁという印象はぶっちゃけありました(情報量が多すぎなのかもですね)。今では慣れたのでどこをクリックすればクエスト情報が見えるとか、リリース内容はどこにあるかとか分かるんですけど……。

と、そんな話をしたいのではなく、「ゲーム内データが公式サイトに反映される(ちょっと時間差出るけど)」ということに当時感動しました。キャラクター情報(各ジョブのレベルやアチーブメント情報、ミニオンやマウント所持状況まで)が反映されて、オフラインのときも「そういえば今何が足りないんだっけ」といったときに確認できるのは嬉しいです。今ではコンパニオンアプリも出たので、オフラインでもフレやFCメンバーとチャットできるどころか、リテイナーの売り買いまでできてしまう時代に。便利になったものよのぅ……。

クエストアイテムや、採集アイテムの取り合いがない

私が今までプレイしてきたゲームはアイテムもMOBも早いもの勝ちだったスタイルが多かったのですが、FF14は、クエストに関係する独自のアイテムやモンスター、ギャザラー(園芸、採掘、釣り)などで採集できるものは他ユーザーと共有するわけではなく独立していることが当時本当に、ほんとーーーーーーに感動しました。

まぁ、私トロいのと、なんか取り合ってお互いの印象悪くなるのが嫌で引っ込んでしまうタイプだった(と思う……)ため、焦らずのんびり自分のペースでできるのも嬉しかったです。「あぁ今人多い時間帯だから(素材が)取れづらいだろうし、あとでやろう」ってしなくて良いんですよ(感動)。

1つのキャラクターで色んなジョブに変えられる

今はそういうゲーム増えたかもしれませんが、ちょっと前までは戦闘職を複数やりたい場合はその分キャラクターを作成する必要があって、その戦闘職でプレイしたいときはCC(キャラチェンジ)するのが当たり前のゲームが多かったです。※ギャザクラは複数できる、というゲームは昔からありましたが。ボタンポチーで戦闘職が切り替えられるのはとても便利でした。今はフィールド内でもできるようになってより便利になりましたが、私がはじめた頃は街でしかお着替えできませんでしたね。便利な時代になったものy(ry

FFシリーズのキャラクターが出てくる

FFシリーズが好きな人だとココも感動ポイントの一つだと思います。序盤で名前が出てきたのはビッグス&ウェッジ、そしてシド。Lv50でギルガメッシュが出てきたときは吹き出してしまいましたw

もちろんモンスターもFFシリーズおなじみのものが沢山います。ベヒーモス、バハムート、アレキサンダー、ディアボロスやケフカなどなど。

コンテンツもクリスタルタワー、次元の狭間、ビッグブリッヂ等々、FFシリーズでは馴染みのある場所が再現されていて、とても懐かしい気持ちに浸れます。

PandaemoniumからTyphonへ

なんかFF14のいいところ!を紹介する記事になりつつありますが、私がそれだけハマったということで……w

慣れてくると、パンデモ鯖でもお友達もできそれなりに楽しく過ごしておりましたが、機会があればChocobo鯖に移動したいなと思っていました。でもなかなか鎖国はとけません。

そんなとき、パンデモ鯖で仲良くなった雑談LSのお友達が、実はメインキャラクターはTyphonにいるという話を聞いた頃と同じくして、ダンジョン恐怖症の私にとってとても重宝していた「10分シリーズ」の動画を作っている人もTyphon鯖だったことを知り、「 Chocobo鯖 じゃないけど、ま、いっか」と、思い切ってワールド移動することに決めました。<動機は適当

思えば、こうやってキャラクターを鯖移動できるサービス を行っているのも当時すげぇ~って思っていました。しっかりとしたシステムを構築してないと絶対不具合でそうなものなのに、と。だからほんとにすごくしっかり作られたゲームなんだなとその時も思った記憶があります。

あ、なんでダンジョン恐怖症だったかというと、やはり今まで全然知らない人とダンジョンに行く機会がなかったのもあって、粗相してはならないという重圧から、一時期CF(コンテンツファインダー)のシャキーンという音が恐かった頃がありましたw

回復職なので味方を死なせてはいけない。そのためには自分がまず被弾してはいけない。行こうとしているダンジョンのボスがどんな動きをするのか予習しなければならない、と思うように。

しかしプレイ動画はひたすら長い。

そんな中10分シリーズは本当にありがたかったです。

Typhon鯖へは、5月の末に引っ越しました。Lvも50でカンストし、大迷宮バハムートの侵攻編4層を攻略し始めた頃でした。 Pandemonium鯖にいたのはわずか3ヶ月半と短かったけれども、レイドと呼ばれる高難易度コンテンツにも挑戦できてよい思い出ができました。

つづく。

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